SQLiteインストールする。

仕事でいろいろなデータベースとエクセルを接続した実験をする事になり自分のPCにあらゆるデータベースシステムをセットアップしたのでその手順をメモする。【SQLite編】

SQLite関連のソフトウェアの入手
SQLiteODBCドライバー、GUIベースの管理ツールであるtksqliteの3つのソフトウェアをそれぞれのWebサイトから入手。

先ずはSQLite本体のインストレーションソフトウェアを「http://www.sqlite.org/」から入手。同サイトのダウンロードページ「http://www.sqlite.org/download.html」へ進みcommand-line programをダウンロード。

次にSQLite ODBC Driverを「http://www.ch-werner.de/sqliteodbc/」からsqliteodbc.exeをダウンロード。

最後に管理ツールTkSQLiteを「http://reddog.s35.xrea.com/wiki/TkSQLite.html」からダウンロード。同ページには様々なバージョンのソフトウェアが有るが新しい物をダウンロードした。ダウンロードしたファイルはStandalone executable binaryのZIP形式の方。(このページを作成している2010/09時点ではhttp://reddog.s35.xrea.com/software/tksqlite-0.5.8-win32-bin.zipが最新。)



SQLiteをインストール
最初にSQLite本体のインストールを行う。

ダウンロードしたファイルはZIP形式なので解凍。他のソフトも含めて3つのファイルを解凍するので解凍先フォルダーとしてC:にSQLiteというフォルダ作成した。

ZIPフォルダーアイコンを右クリックしメニューから「全て解凍」を選択。

「展開ウイザード」が表示されたので次へ進む。

ファイル展開先フォルダーを設定するパネルが表示される。参照ボタンを押して展開先の設定を変更。


予め作成してあったC:SQLiteフォルダーを選択。

C:SQLiteフォルダーに展開先を設定して進める。

すぐに解凍は完了する。展開されたファイルを表示する(H)にチェックを入れて完了を押す。

解凍されたSQLite3が表示たのでダブルクリックして実行。SQLiteは単体の実行ファイル(EXE)なので一般的なプログラムの様にインストレーションは無く解凍しただけで実行可能。

SQLite3のプログラムには第3者による署名が無いのでセキュリティーの警告が表示される。

上記のようなパネルが開きSQLite3のコマンドラインが表示たのでインストールが成功。

.exit+エンターで終了させる。次にtksqlliteのインストールを行う。

tksqliteをインストール

既にダウンロードしておいたtksqliteのZIPファイルを解凍。SQLite本体の時と同じで右クリックメニューから「全て解凍」を選択。

「展開ウイザード」が表示された。次へ進む。

ファイル展開先フォルダーを設定するパネルが表示される。参照ボタンを押して展開先の設定を変更。

SQLite3本体を解凍した:SQLiteフォルダーに設定を変更。

C:SQLiteフォルダーに解凍が終了。展開されたファイルを表示する(H)にチェックを入れて完了を押す。

解凍されたtksqlliteが表示さたのでダブルクリックして実行。tksqlliteはSQLite同様単体の実行ファイル(EXE)だった。

SQLite同様tksqliteのプログラムには第3者認証による署名がないのでセキュリティーの警告が表示される。毎回確認されるのが面倒なので「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックを外した。

上記の様にtksqliteのウインドウが表示される。テストに使用するデータベースを作成する。テストを行うソフトのベンダーサイトからサンプルデータベースexceliotrainのSQLiteSQLファイルをダウンロード。

チュートリアル用サンプルデータベースの作成

ファイルメニューから「SQLite3DBを新規作成」を選ぶ。

「名前を付けて保存」パネルが表示される。ファイル名にExcelioTrainと入力して保存。

データベースが作成されるとタイトルバーにファイル名として先程付けた「ExcelioTrain」が表示されデータベース欄にmainと表示される。

次にデータベースのテーブルとそのデータを作成したデータベースに読み込む。ファイルメニューから「読み込み」-「SQL」を選択。

「ファイルを開く」パネルが開くのでダウンロードしたサンプルデータのSQLファイル「ExcelioTrainSQLite.sql」の場所を指定。

画面は変化しない。ディスクアクセスランプがチカチカしているので動いてはいる様子。

3分ぐらいで読み込みが完了。「salesitem」と「shop」の2つのテーブルが表示される。

試しにテーブル「salesitem」のアイコンをダブルクリックしてみると登録されているデータを見ることが出来た。

SQLite用のODBC Driverをインストール

続いてODBCドライバーのインストールを行なう。ダウンロードした「sqliteodbc」をダブルクリックしてインストーラーを起動。

sqliteodbcのインストールプログラムにも第3者認証による署名がない。セキュリティーの警告が表示されたので実行を選択。

SQLite ODBC Installationのパネルが表示される。進める。

ライセンス条項に同意を求めるパネルが表示される。I Agreeを押して進む。

インストール先を設定するパネルが表示される。デフォルトではC:Program Filesが設定されている。このままNextを押して進める。

インストールが始まり状況が表示される。

インストールが完了した。Finishを押してインストーラーを閉じる。

コントロールパネルからSQLite ODBCが登録されているかを確認することにした。スタートメニューからコントロールパネルを開く。

管理ツールのグループにODBCが有るのでダブルクリック。

ODBC データーソースアドミニストレーターのドライバータブ内の一覧にSQLite3用のODBCドライバーSQLite3 ODBC Driverが有った。インストールは成功。

今後仕事に使う予定らしいExcelio!というツールの体験版(http://www.excelio.jp/Evaluation.htmlから入手)を使ってデータベース接続する。

Excelio!を起動しファイルメニューから「新規作成」-「空のExcelファイルから作成」を選択。

名前を付けて保存のパネルが表示されるのでファイル名に「test」と入力して保存。

DB接続のパネルが表示されるのでODBCドライバータブのドライバー項目のリストからSQLite ODBC Driverを選択。表示されるデータベース項目の選択ボタンを押す。

ファイル選択のパネルが表示される。先ほど作成したテストデータのデータベースのファイルを選択。

データベース欄にテストデータベースのディレクトリ情報を含めて正しく設定して接続ボタンを押す。

正しく設定された様子。ツールの画面にデータベースファイルとsalesitemとshopの2つのテーブルが表示された。

確認のためツールのテーブルエディターでテーブルの中を確認してみる。

データが表示された問題無いようだ。
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