PostgreSQLインストールした。
仕事でいろいろなデータベースとエクセルを接続した実験をする事になり自分のPCにあらゆるデータベースシステムをセットアップしたのでその手順をメモする。【PostgreSQL編】
①PostgreSQL関連のソフトウェアの入手
PostgreSQLとPostgreSQLのODBCドライバーをPostgreSQLのWebサイトから入手。
先ずはPostgreSQL本体のインストレーションソフトウェアを「http://www.postgresql.org/」から入手。
同サイトのダウンロードページ「http://www.postgresql.org/download/」へ進む。PostgreSQL様々なプラットフォーム用のプロググラムが存在する。今回のOSはMicrosoft Windows XP SP2 32bit環境なのでBinary PackagesのWindowsをクリックする。
Windows Packagesのページが表示されるのでOne Click Installerをダウンロードする。
勝手にEnterpriseDBのサイトへ移動する。Windowsのバナーアイコンをクリックする。
ページが遷移しWebブラウザーにセキュリティーメッセージが表示される。画面上部のメッセージをクリックしダウンロードを開始。
名前を付けて保存のパネルが表示されるので保存先を設定して保存。整理のためにPostgreSQLと言うフォルダーを作ってその中に保存した。
②PostgreSQLのインストール
PostgreSQLのインストールファイルの有るフォルダーに移動しインストルパッケージ(ここではpostgressql-8.4.4-1-windows.exe)をダブルクリックしインストールを開始。
PostgreSQLのインストールプログラムには第3者認証署名が無いのでセキュリティー警告が表示される。確認して実行を選択。
インストールプログラムが起動しウエルカムメッセージが表示されるのでNextを押して進める。
インストール先のディレクトリ設定。デフォルトでProgramFilesフォルダーが設定されているのでこのままNextボタンで進める。
データベースのデータの格納先設定。これもデフォルトでプログラムをインストールするディレクトリの下に設定されているのでこのままNextボタンで進める。
管理者権限ユーザーのパスワードを設定。PostgreSQLでは管理者をSuper Userと表現しユーザー名はpostgresに成るので覚えておく。パスワードを確認も含めて2度入力しNextボタンで進める。
サーバーへ接続する際に使用するTCP/IPのPORT番号設定。インターネットに公開しない限りはPostgreSQLの標準である5432のままで良いと思うので、Nextボタンで進める。
全ての設定値の入力が終わり準備が整った旨のメッセージが表示る。Nextボタンでインストールを開始。
数分でインストールは完了。パネルの「Launch Stack Builder at exit?」メッセージのチェックボックスにチェックを入れてFinishを選択。
Stack BuilderではPostgreSQL用の追加機能選択してインストールする事が出来る。
スタックビルダーのインストールの手順が開始されウェルカムメッセージが表示される。パネルの中央のリスト形式の選択ボックスに先程セットアップが完了したローカル上のPostgreSQLを指定して進める。
追加したいソフトウェアを選択するパネルが表示される。Database Driverの欄でExcelやExcelio!からの接続に使用するODBCドライバーを選択。psqlODBCにチェックを入れ次へ進む。
選択内容を確認パネル。psqlODBCが選択されている事を確認ししダウンロードの際に一時的に使用するディレクトリの設定はデフォルトのままで良いので次へ進む。
選択したファイルのダウンロードが完了。Nextボタンでインストールに進む。
psqlODBCインストールのウェルカムメッセージが表示される。Nextを押してインストールを開始する。
psqlODBCのインストール先の設定。PostgreSQLをインストールしたフォルダーの中にインストールされるようデフォルトで設定されているのでこのままNextを押して進む。
インストールの最終確認のパネルが表示されたのでNextを押してインストールを実行。
psqlODBCインストールが完了。Finishを押してパネルを閉る。
インストールの完了を通知するスタックビルダーのパネルが表示される。完了を押してこちらも閉じる。
③テスト用データベースの作成
PostgreSQL標準のGUIベースの管理ツールpgADMIN IIIを使ってテスト用データベースを作成しサンプルデータを読み込む。サンプルデータは今後仕事で使用するExcel用データベス連係ソフトのベンダーのサイトから入手した。
スタートメニューからPostgreSQLpgADMIN IIIを選択。
pgADMINが起動。オブジェクトブラウザにインストールしたサーバー(localhost)が表示されているのでダブルクリック。
サーバーに接続というパネルが表示されパスワードを求めて来る。PostgreSQLインストールで管理者アカウント(postgres)に設定したパスワードを入力しOKを押してサーバーに接続。
パスワード保存に関するパネルが表示される。パスワードを記憶されるかを確認している。OKを押すとパスワードはローカルファイルに保存されるが普通のテキストファイルに保存されるとの内容。セキュリティー上気になる方はキャンセルを選ぶべき。ただし保存をしない場合はこのツールを使うたびにパスワードの入力が必要になる。
PostgreSQLのサーバーに接続した。テスト用のデータベースをこのサーバーに作成する。
データベースアイコンで右クリックしメニューから新しいデータベースを選択。
新しく作成するデータベースの属性を設定するパネルが表示される。全ての項目はデフォルトのままで名前だけexceliotrainと入力しOKを押す。
データベースexceliotrainが作成されオブジェクトブラウザーに表示る。現在はデータベースexceliotrainの器があるだけなのでテスト用のテーブルとデータを作成する。それらを一度に行えるSQLスクリプトをベンダーのサイトからダウンロード出来るのでPostgreSQL用のSQLファイルExcelioTrainPostgreSQL.sqlをダウンロードしておいた。
ダウンロードしたSQLスクリプトExcelioTrainPostgreSQL.sqlを実行する。アイコンメニューからSQLと書かれたメモ帳のようなアイコンをクリック。
クエリーファイルを開くと言うパネルが表示される。ダウンロードしたExcelioTrainPostgreSQL.sqlを指定して開く。
SQLエディターに読み込んだExcelioTrainPostgreSQL.sqlの中身が表示される。
アイコンメニュー欄の中央辺りにある再生ボタン(緑色の右向き三角)の様なアイコンをクリックするとSQLスクリプトが実行されメーッセージが表示される。成功したようなのでQueryパネルを閉じる。
pgADMIN IIIの画面でsalesitemとshopと言う2つのテーブルが表示されている。どちらかのテーブルにフォーカースして先程押したSQLアイコンの右隣の空色のテーブル型のアイコンを押してエディターを起動。画面ではテーブルsalesitemをマウスでクリックしフォーカスしてテーブル型のアイコンを押してエディターを起動。
エディターが起動しテーブルsalesitemのデータが表示された。データも無事に登録されたことが確認されたのでエディターとpgADMIN IIIを終了。
④ツールからデータベースに接続
今後仕事で使うExcelio!からPostgreSQL上のデータベースexceliotrainに接続してみる。デスクトップにあるExcelio!のショートカットをダブルクリックしてExcelio!を起動。
Excelio!が起動したらファイルメニューから新規作成-空のExcelファイルから作成を選択。
名前を付けて保存のパネルが表示されたらtestと言うファイル名を付けて保存。
DB接続のパネルが表示されるのでPostgreSQLのODBC Driverを選択。
サーバー名、ユーザー名、パスワードを入力。サーバー名は今回データベースとExcelio!は同じパソコンに有るのでLocalhost。ユーザー名とパスワードは管理者ユーザーであるpostgresとPostgreSQLをインストールした際に設定したパスワードを入力。
ここまで入力してデータベースと接続できるとデータベース名のリストにPostgreSQLに搭載されているデータベースのリストが表示されるので先程作成したexceliotrainを選択し接続を押す。
Excelio!のメインメニューのデータベースリソースツリーにサーバー名localhost、データベース名exceliotrainテーブル名salesitemとshopが表示された。接続成功。以上でPostgreSQLのセットアップとデータベースexceliotrainの作成が完了した。
次はMySQLか?
SQLiteインストールする。
仕事でいろいろなデータベースとエクセルを接続した実験をする事になり自分のPCにあらゆるデータベースシステムをセットアップしたのでその手順をメモする。【SQLite編】
①SQLite関連のソフトウェアの入手
SQLite、ODBCドライバー、GUIベースの管理ツールであるtksqliteの3つのソフトウェアをそれぞれのWebサイトから入手。
先ずはSQLite本体のインストレーションソフトウェアを「http://www.sqlite.org/」から入手。同サイトのダウンロードページ「http://www.sqlite.org/download.html」へ進みcommand-line programをダウンロード。
次にSQLite ODBC Driverを「http://www.ch-werner.de/sqliteodbc/」からsqliteodbc.exeをダウンロード。
最後に管理ツールTkSQLiteを「http://reddog.s35.xrea.com/wiki/TkSQLite.html」からダウンロード。同ページには様々なバージョンのソフトウェアが有るが新しい物をダウンロードした。ダウンロードしたファイルはStandalone executable binaryのZIP形式の方。(このページを作成している2010/09時点ではhttp://reddog.s35.xrea.com/software/tksqlite-0.5.8-win32-bin.zipが最新。)
SQLiteをインストール
最初にSQLite本体のインストールを行う。
ダウンロードしたファイルはZIP形式なので解凍。他のソフトも含めて3つのファイルを解凍するので解凍先フォルダーとしてC:にSQLiteというフォルダ作成した。
ZIPフォルダーアイコンを右クリックしメニューから「全て解凍」を選択。
「展開ウイザード」が表示されたので次へ進む。
ファイル展開先フォルダーを設定するパネルが表示される。参照ボタンを押して展開先の設定を変更。
予め作成してあったC:SQLiteフォルダーを選択。
C:SQLiteフォルダーに展開先を設定して進める。
すぐに解凍は完了する。展開されたファイルを表示する(H)にチェックを入れて完了を押す。
解凍されたSQLite3が表示たのでダブルクリックして実行。SQLiteは単体の実行ファイル(EXE)なので一般的なプログラムの様にインストレーションは無く解凍しただけで実行可能。
SQLite3のプログラムには第3者による署名が無いのでセキュリティーの警告が表示される。
上記のようなパネルが開きSQLite3のコマンドラインが表示たのでインストールが成功。
.exit+エンターで終了させる。次にtksqlliteのインストールを行う。
tksqliteをインストール
既にダウンロードしておいたtksqliteのZIPファイルを解凍。SQLite本体の時と同じで右クリックメニューから「全て解凍」を選択。
「展開ウイザード」が表示された。次へ進む。
ファイル展開先フォルダーを設定するパネルが表示される。参照ボタンを押して展開先の設定を変更。
SQLite3本体を解凍した:SQLiteフォルダーに設定を変更。
C:SQLiteフォルダーに解凍が終了。展開されたファイルを表示する(H)にチェックを入れて完了を押す。
解凍されたtksqlliteが表示さたのでダブルクリックして実行。tksqlliteはSQLite同様単体の実行ファイル(EXE)だった。
SQLite同様tksqliteのプログラムには第3者認証による署名がないのでセキュリティーの警告が表示される。毎回確認されるのが面倒なので「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックを外した。
上記の様にtksqliteのウインドウが表示される。テストに使用するデータベースを作成する。テストを行うソフトのベンダーサイトからサンプルデータベースexceliotrainのSQLite用SQLファイルをダウンロード。
チュートリアル用サンプルデータベースの作成
ファイルメニューから「SQLite3DBを新規作成」を選ぶ。
「名前を付けて保存」パネルが表示される。ファイル名にExcelioTrainと入力して保存。
データベースが作成されるとタイトルバーにファイル名として先程付けた「ExcelioTrain」が表示されデータベース欄にmainと表示される。
次にデータベースのテーブルとそのデータを作成したデータベースに読み込む。ファイルメニューから「読み込み」-「SQL」を選択。
「ファイルを開く」パネルが開くのでダウンロードしたサンプルデータのSQLファイル「ExcelioTrainSQLite.sql」の場所を指定。
画面は変化しない。ディスクアクセスランプがチカチカしているので動いてはいる様子。
3分ぐらいで読み込みが完了。「salesitem」と「shop」の2つのテーブルが表示される。
試しにテーブル「salesitem」のアイコンをダブルクリックしてみると登録されているデータを見ることが出来た。
SQLite用のODBC Driverをインストール
続いてODBCドライバーのインストールを行なう。ダウンロードした「sqliteodbc」をダブルクリックしてインストーラーを起動。
sqliteodbcのインストールプログラムにも第3者認証による署名がない。セキュリティーの警告が表示されたので実行を選択。
SQLite ODBC Installationのパネルが表示される。進める。
ライセンス条項に同意を求めるパネルが表示される。I Agreeを押して進む。
インストール先を設定するパネルが表示される。デフォルトではC:Program Filesが設定されている。このままNextを押して進める。
インストールが始まり状況が表示される。
インストールが完了した。Finishを押してインストーラーを閉じる。
コントロールパネルからSQLite ODBCが登録されているかを確認することにした。スタートメニューからコントロールパネルを開く。
管理ツールのグループにODBCが有るのでダブルクリック。
ODBC データーソースアドミニストレーターのドライバータブ内の一覧にSQLite3用のODBCドライバーSQLite3 ODBC Driverが有った。インストールは成功。
今後仕事に使う予定らしいExcelio!というツールの体験版(http://www.excelio.jp/Evaluation.htmlから入手)を使ってデータベース接続する。
Excelio!を起動しファイルメニューから「新規作成」-「空のExcelファイルから作成」を選択。
名前を付けて保存のパネルが表示されるのでファイル名に「test」と入力して保存。
DB接続のパネルが表示されるのでODBCドライバータブのドライバー項目のリストからSQLite ODBC Driverを選択。表示されるデータベース項目の選択ボタンを押す。
ファイル選択のパネルが表示される。先ほど作成したテストデータのデータベースのファイルを選択。
データベース欄にテストデータベースのディレクトリ情報を含めて正しく設定して接続ボタンを押す。
正しく設定された様子。ツールの画面にデータベースファイルとsalesitemとshopの2つのテーブルが表示された。
確認のためツールのテーブルエディターでテーブルの中を確認してみる。
データが表示された問題無いようだ。
次はMySQLかPostgreSQLか